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与えられた実務をこなす毎日に満足してしまっていた自分に疑問を感じ、改めて木造住宅の勉強がしたい!という思いから参加させていただいた鴨川塾でしたが、終わってみるとあっという間で、かつとても充実した1年間でした。思えば設計というものづくりの仕事に携わっているにもかかわらず、自分に自信がないという矛盾した不安がいつもあったような気がします。
今回、鴨川塾に参加させていただいたことで自分の狭い視野で小さく考え込むことから開放され、純粋に良い住宅とは?木造の面白さとは?と自分なりに感じ、考えることができました。FWでは、茶室の緊張感のある寸法やプロポーション、町家の生活とともに時間を積み重ねてきた床や柱の拭き艶の美しさなど、図面からは読み取れない空間を五感で感じることができ、貴重な体験でした。暮らしと建築が無理なく一つになっている、何ともいえない心地良さがそこにはありました。
また、泉先生の課題は完璧に仕上げてくることがなかなかできませんでしたが、実務から離れて自由に思考すること、設計を楽しむことなど、基本に立ち返る経験をさせていただき、改めて設計の面白さと難しさを実感しました。東京での特別講座では泉先生の而邸を見学させていただき、美しいもの、良いものを作ろうと追求し、考え抜かれたエネルギーが細部にまで感じられ、身の引き締まる思いでした。
そして何より、鴨川塾を通して素晴らしい人との出会いがありました。
材料に直に触れている大工さんの建物を見る目線や、工務店の方の住まい手に寄り添う考え方など、同じ体験や会話を共にすることで多くの刺激を受け、一人では気づかなかったこと、感じられなかったことも、より発見し、吸収できたように思います。
自分の寸法や身体感覚に自信を持つこと、様々な環境や状況との関係性を考えながらデザインを追求していくことなど、鴨川塾で得たことを今後の自分の力にしていけるよう、より頑張りたいと思います。
1年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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第6期 京都鴨川建築塾を終えて (6期生 建築士)
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住宅の実務について15年になる今年、勉強の機会をもつことができました。今年一年間の京都鴨川建築塾では 単発の講座では、情報、ノウハウを教わりました。
複数回にわたる泉先生の講座からは、建築設計のスキルというより「頭をやわらかく!」「設計を楽しんで!」というようなスピリットを教えていただいたような気がします。また、今まで気にも留めなかった要素が実は空間にとって非常に大きな力を持つのだということにも気づきました。この気づきを元に、実践を積み重ねていくことができるならば、自分の作る住まいにも必ずやプラスαの深みが出てくるのではないかと思います。
なによりも、常に熱い思いを胸に建築に向き合っていきたいと今 思っています。
よい講座を何度も、ありがとうございました!
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一年間を通しての講義を受け、建築、設計に対する根本的な考えや情熱・・・一番大切なことを話していただいたと感じております。日々の実務の中で忘れがちであった、「デザインする」ことをもっと楽しんで良いのだ、という気持ちになれたことが、この講義で得られた一番の収穫でした。と同時に、そのために先行して考えなければならない(引かなければならない図面)こと、納まり・・・など、多くの課題が見えてきました。
また、フィールドワークでは、普段では見る機会の少ないものや、建築に携っている立場としての解説も直接聞くことができ、大変貴重なものでした。
愛媛の遠方からの参加でしたが、たいへん有意義なものでした。機会があれば、また参加させていただきたいと思っております。
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今レポートを書くに当たり、再度建築塾で使った勉強道具一式を手に取ってみました。受講の前に新しく用意した、100枚で一冊の5mm方眼のノートは残り数枚になっていました。
フィールドワークや座学で、いくつもの絵や図面や言葉を記録したノートには、私が建築を学び始めた学生の頃の初々しさや、戸惑いの様なものが感じられました。それを見ていると少し恥ずかしいような気持ちになりましたが、京都鴨川建築塾が、日常的に建築に携わる者にとっても、そうでない者にとっても、一から建築に向かうための学校だったという証拠なんだと思いました。
泉幸甫先生が座学の最後に、「知らなくてもデザインはできる。知らないとデザインはできない。この相反する言葉はどちらも真実である。でも知らなくてもデザインはできる(をする)ということは、自分を信じること。その人のもっているセンスに従い、らしくやる事が大切だ。」と話して下さいました。この言葉に私は本当に感動しましたし、励まされました。
この一年間で私は、初めて建築に興味を持った頃に感じていた、自分にしかできない何かをつくりたいと漠然と思いワクワクしていた気持ちを取り戻したと思います。
この鴨川塾で出会えた人、学んだ事、課題で苦労した事…それを全てこれからの自分の宝として大切にし、この先もっと成長していきたいと思います。
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一年間京都鴨川建築塾へ通わせていただき、たくさんの学びをいただきました。
泉先生の熱烈設計塾では、デザインは自由でいいんだ、ということに改めて気付かせていただきました。また美しさにとことんこだわって、自分が美しいと感じるデザインを時間をかけて追及していかなければ、気持のよい空間、心地いい家の設計はできないのだ、ということを感じ取りました。これまで自分が行ってきた住宅を設計するという行為は、固定概念の範囲内での空間づくりになっていて、いろんな可能性があるのだということをあきらめていたように思います。これからは、もっともっと自由に発想を膨らませて、家づくりに活かしていきたいと思います。ただ一つ、もう少し具体的な設計をする上での思考過程や、発想の方法を教えてもらいたい、とずっと思っていたのですが、最後の泉先生のお話を聞かせていただいたときに、自分が求めていた答えを教えることは非常に難しく、自分で自分の方法を見つけるしかないのかな、とも感じました。
またその他の講師の方々のお話も、自分の今後の家づくりに活かせるお話ばかりで、ただ一言で家づくりと言っても、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあり、学び続ける多くのきっかけをいただきました。
そして午前中のフィールドワークでは、日頃行けない建物などを見ることができ、実際に自分の肌で感じることができたことは、大きな貴重な経験となりました。特に最後に行った麦の家は、ずっと行きたいと思っていて、山崎さんのお話は、これからの自分の生き方を考えるきっかけとなりました。ただもっと京都の古い建物を見に行きたかったなぁ、とも感じました。
本当にありがとうございました。
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