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今回横内先生のゲストハウスとアトリエを見学させていただき講義まで聴くことが出来ました。実際写真や本で得たイメージよりはるかに上質の建築に触れさせていただき感動いたしました。
東山の自然の中に溶け込み、しっかりとした存在感をもつ建築でした。
また先生の住宅に対する考え方や図面を手書きで描くこだわりや情熱を肌で感じ、やはりいいものを造るには大変なエネルギーと想像力が要るのだなと今更ながら感じました。
美しい紅葉に囲まれた建築の中で、暖炉の炎に包まれ、実に贅沢な時間を体験させていただき、最高の気分でした。
横内先生ありがとうございました。
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今回フィールドワークで訪れたのは東福寺です。京都の中でも古い大きなお寺で、洛南の、平安の昔は閑静な別荘地であった山の手にあります。そして境内には一本の渓谷が流れていて、下から臥雲橋、通天橋、堰月橋と三つの橋が架かっています。みな境内の内ですが、臥雲橋は門より外なので実質公道であって、観光シーズンには通天橋は有名な紅葉の名所で押すなおすなの人だかりです。それらに対して一番上流の堰月橋は、その存在も知らない人が大半でしょう。これは方丈、庫裡の裏手の山側に位置し、庫裡玄関の前を少し登って裏手に回るようなアプローチを渡ったところにあるのが龍吟庵で一番奥のドン突きにあたります。当然普段は人影もまばらで自然の中にささやかな寄りつきが静かに佇んでいる感じです。
龍吟庵は南禅寺の開山であり住職が晩年の住いであった処で、ものとしては小規模ですが、日本最古の方丈建築とされ、寝殿造りの名残の蔀戸を持つ繊細優美な建物は国宝、室町時代。付随する門は、桃山時代のもので重要文化財です。
龍吟庵についてですが、月橋から一段上がった敷地正面に、桃山時代の門があります。これは大きな方丈で云えば、勅使門にあたるフォーマルな正門です。
右脇の方にある通用門から見て玄関がありますが、規模はともかく、すっきりして居て、とても美しいです。”こじんまり”した感じの玄関の上がり口の靴脱ぎ場は大勢の人をを迎える方丈では、此の寄りつき部分が長くなり瓦敷きになり、後になるほど先端にある扉の上の屋根が豪華になっていくようです。
まず方丈前庭ですが白砂一色で云うことはありませんが、しかし何もなしとは・・・。
しかし全体のスラリとしたプロポーション、ほっそりとした部材、長くのびのびとした軒の出とゆったりした広縁、こけら葺きでシンプル優美な屋根の曲線と端正合理的な組み物など、日本建築の持つ素晴らしさが、最高度に結集されたハイグレードな建物だと思います。
そして方丈側から見た正門ですが、極く小規模であっさりしたものですがこれがまた素晴らしく思っていましたが重文でした。
400年前にこれを創った大工の顔がわかるわけはありませんが軒先のカーブと棟のカーブ、それによって出来上がった屋根面の微妙な凹面を見ると当時の苦労が手に取れる様です。
龍吟庵
凄いところでした。正しく我々の時代に続く正統的な日本文明の源流と新しい重森三玲氏の作庭がコラボした物を他の見学者がいない中で見せて頂けて衝撃でした。しかも静かに目立たなく、さりげなく物凄い大きく高いものがそこに有る感じでした。
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7月7日はオークビレッジの見学をした。オークビレッジは木材を自ら乾燥・加工などをしているところで、茶碗や積み木といった小物や家具や建築にいたるまでその木材をつかっている。建築は設計・現場監督・大工のすべてがオークビレッジの社員で建てており、設計図面は4冊もあった。まだ設計図面は本物は初めて見ましたがその量の多さにおどろきました。設計段階で詳細部分まで決めてしまうことで現場での効率を上げるために4冊にもなるらしい。
大工の育成もしており、住宅ではなくなってきた組み物などの技術を伝えている。
二日目は高山市内の観光で、朝市や古い町並みを散策した。古い町並みは屋根の勾配がゆるく下からは屋根が見えない。酒屋の前には杉玉の「酒ばやし」があったり、その通りには電柱がなくそのままの町並みを保存している。重要文化財の日下部家は入ってすぐにある高い吹き抜けの木組みがとてもきれいだった。その隣にある吉島家も日下部家同様に高い吹き抜けの木組みであったがすこし吉島家の方が広く感じられた。奥にある蔵に住んでおられ主人のアトリエになっていた。すごく個性的な部屋になっており重要文化財の裏方を見たと感じることが出来た。
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住まいに幸せを運ぶ燕のひな達
(厳しい住宅事情でも、たくましく元気!)
高山にて |
かなり前になるのですが、たくみ塾に入塾を考えていた時があって、一度、現地やオークビレッジを見学してみたいと思っていました。まさか鴨川塾に入って、こんな機会があるとは…、不思議な巡り逢わせに感謝しつつ、久しぶりに参加しました。
自然に囲まれた工房では、皆さんが責任を持って、丁寧に作り上げていく感じが伝わってきました。0から初める物造りの難しさ、大切さを実感出来ました。
宿では、囲炉裏端で高山名物を食べながら、個性ある参加者の方々の自己紹介、色々な話題等で盛り上がり、楽しく過ごしました。たくみ塾の話も聞け、嬉しかったです。
2日目で、印象的だったのが、隠れ家の様な吉島さんの蔵の仕事場?と重厚で存在感のある向井邸。どちらも吉島さんの遊び心が素敵な空間を造り出している気がしました。ただ向井邸は、年月を重ねる程に渋くなる感じなのに、空家になってるのが、とても残念でした。 あっと言う間でしたが、いつも山の中にいる私には、良い刺激になりなりました。ありがとうございました。 |
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私は建築塾の2期生です。 今回のフィールドワークに参加して、初めてトタン屋根という物を見ました。オークビレッジの人の説明によると雪国では、屋根の雪を処理するのに、人が滑らないようにとの配慮から勾配等も緩やかになっているという説明を受けました。
又、飛騨・高山の家具という言葉をよく耳にしますが、なぜ腕のいい職人が飛騨山に集まったかの説明が初日にありました。
私は、仕事でも建築と関係が無いので専門的なことはわかりませんが、その風土にあった建築というものを実感しました。
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6月2日の講義では、同じ京都で活躍されている二村和幸先生のお話しを聞くことができました。
スライドでは手掛けられた作品を中心に説明していただいたのですが、数奇屋の設計法、図面の作り方から詳細の寸法、使用材料やその調達手段、各工事の施工方法や手順、予算管理についてまで詳しく、また独創的なものでありました。
伝統を重んじつつも、他の作家とのコラボレートにより生み出された作品、西芳寺、湘南邸に代表される先人の作品へのオマージュ等
それらはご自身が考察を重ね、確実に実績を積み上げられて来られた上で成り立つものであり、私自身が一朝一夕で出来得るものではないのですが、京都に住んでいるのならいくらでも学ぶ対象はあることを再認識したところである。「相談していただければいつでも乗る」との一言をいただいたのには感謝しつつ、先生の仕事に対する自信と、お持ちの目標と言うか夢を窺い知ることができました。
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2007年6月を受講して (第4期生 作業療法士)
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『数寄屋=茶室』のイメージがあった。今回の二村先生の話を聞かせていただき視点の豊富さに驚いた。控える、和ませる…等で数寄屋の見方を経験の浅い私でも理解しやすかった。その中でも特に、光らせるという言葉の意味を知らなかったので、聞いたときは目から鱗であった。束石も何下に置いてあるわけでなく意味があり、その石を探すのもひと苦労であることを知った。他の人が知らないことを知ると、なんだか嬉しくなってくる。『勾配天井は、3寸勾配より下げないこと』など教科書には書いていない、経験からくる寸法は建築にとって大切なことであると学んだ。そのためにも現場に何度も足を運び、感覚から判断することの大切さを学んだ。『現場に行き、感じること。そして、自分を成長させる。』ことの大切さを感じた。いろいろ挑戦されている二村先生の生き生きとした姿に感銘を受けました。ありがとうございます。
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この一年間を振り返ってみると、 月に1度建築塾に通うことは、ひとつのカンフル剤になっていたように思います。 独立を機に通い始めた建築塾。 設計の仕事は、 ともすると視野が狭くなりがちで、 情報交換の場を持つことの大切さを常々感じていました。 再スタートにあたり、建築塾で様々なテーマでお話を伺うなか、 改めて再確認できること、 新しく教わることが多く、また建築を生業とするものとして、 社会的役割やあるべき姿など、 第一線で活躍なさっている講師の皆さんのお話を直接伺えることは、 とても良い刺激になりました。 座学では、講演会では聞けない“生の声”という印象を受けましたし、フィールドワークでも個人ではなかなか拝見することのできない建物や現場でどれも貴重な体験することができました。 そしてなんといってその体験を共有した塾生同士で意見交換ができることこそが一番の収穫だったように思います。受動を能動に変えることで初めて身に付くのだど改めて感じました。
今後も仕事を続けるなかで、「何が問題なのか」、 「どうしていくべきなのか」を常に念頭におきながら頑張っていかなければとの勇気も頂いたこの一年、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
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昨年の4月、当塾の案内を見つけ、入塾してから早一年が過ぎようとしています。
木の家に魅力を感じ、そのノウハウを色々と学びたい一心で参加したのですが、スケジュールの調整がうまく出来ず、思うように受講できなかったのが心残りです。
2年目にあたる今年、進学できたかどうか怪しいところではありますが、1年目の反省も踏まえ、再度受講したいと考えております。
前置きが長くなりましたが、他の受講生の方より、参加回数が少ない中で、受けた講義は全てが新鮮で興味深いものばかりでした。特に個人的には高橋先生がされていた直営方式と、その作品に惹かれるものを感じたのを覚えております。ただ学んだことを実際に自らの仕事につなげられているかと言えば、必ずしもそうではありません。
新年度、再度受講し、多くのことを会得したいと思います。
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2006年一年間受講して (第3期生 建築設計・監理)
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建築設計の仕事にあたり、クライアントの依頼に対して、建築家としての価値で還元することが答えになると考えます。
その価値とは、建築の準備と現場での状況判断に懸かっています。 建築の準備は、社会との建築のあり方、フォルムの美しさ・堅牢さ、機能性といった知識と、こうしたいという熱意を持ち続けることで、今回の建築塾は、どの講座もそういった知識・熱意を充分感じ取れ、再確認できました。第一線で活躍されている先生の話をお聞きできるのは、大変良いものです。
この一年、本当にお世話になりありがとうございました。今後もこの塾が継続されることを願っております。
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2006年一年間受講して (第3期生 設計デザイン)
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今注目されている人達の話を身近に聞くことができ、大変濃い時間を過ごせました。
どの方も、仕事に対する自分なりのスタンスをしっかりと持っておられ、目指す方向へ手探りしながら地道に努力されている姿が印象的でした。今回の様々な講義を通して強く感じたのは、材料を知ることの大切さ、手を動かすことの大切さです。今では、ある程度の知識があれば、誰でも設計し、建物が建てられるシステムが出来上がっています。話を聞いていくうちに、経済のしくみによって、建築を構築していく理想の形と現実にかなりの矛盾点が存在し、問題は深刻になっていく一方であることに気づかされました。自分が使おうとしているモノがどうなってできたのか、どんな利点欠点があるのか、広い視点で捉えていくことがこれからは必要なことなんだと強く実感しました。
また、それによって建築の新たな可能性というのも、まだまだあるんだという期待感が深まったように思います。また、機会がありましたら、ぜひ参加していきたいと思います。短かったですが一年間ありがとうございました。
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